タシロ、YouTubeチャンネル「XU」で紹介 年間200名以上の若者が応募する採用力

タシロ、YouTubeチャンネル「XU」で紹介 年間200名以上の若者が応募する採用力


精密板金加工を手掛けるタシロ(神奈川県平塚市)が、YouTubeチャンネル「XU」(クロスユー)の工場見学企画で取り上げられた。公開された動画にはタレントの田村淳氏が出演し、若手人材の採用難が続く製造業界にあって、年間200名以上の応募を集める同社の取り組みとクリエイティビティを刺激する現場環境を取材した。

下請けから自社プロダクト展開へ

タシロは下請け自動車部品加工から始まり、多品種小ロットの精密板金加工へと事業領域を拡大してきた。現在は3代目経営者の田城功揮社長のもと、受託加工(BtoB)の基盤を維持しつつ、自社商品の開発およびBtoC/BtoB向けプロダクトの展開に力を注いでいる。

動画内では、2022年の東京インターナショナル・ギフト・ショーでグランプリを受賞した「3WAYピザ窯」をはじめ、ステンレス製ガチャ、ペット用冷却シートなど、社員の発案から生まれた自社製品が紹介された。

若手社員が主体性を発揮できる職場環境

製造業全般で人手不足が深刻化する中、同社が年間200人を超える応募を獲得している背景には、若手社員に対する早期の権限委譲と、業務でクリエイティビティを発揮できる環境が挙げられる。

具体的な取り組みとしては、若手社員の商品開発やブランディングへの関与、社員からの自発的な提案で発足した「優秀板金製品技能フェア」の作品制作プロジェクト、休憩室に設置された3Dプリンターを自由に利用してアイデアを試作できる環境、「学生フォーミュラ」「鳥人間コンテスト」などの大学のものづくりプロジェクトへの技術支援などが紹介された。

動画内で田城社長は、今後の展望として、技術力の維持・向上を図ると同時に、自社ブランド製品の拡充により販路・商圏を拡大し、町工場全体のブランディングによって「人気就職先」を目指す方針を示した。

地域神奈川
テーマ人材確保